治験は、医薬品・医療機器・サプリメントなどの製造販売の際に、「医薬品、医療機器などの品質、有効性および安全性の確保などに関する法律」の承認を得るために、実施される臨床試験のことです。

このために、治験という言葉も元々は「治療の臨床試験」だったと考えられており、これを略したものが一般化された結果、現在の名称になったと思われます。なお、治験ではGCPというルールに従って実施しなくてはなりません。このGCPは、正式名称をGoodClinicalPracticeというもので、日本語に訳すと「良き臨床上の基準」という意味となります。今から約30年ほど前に施行したルールで、欧米諸国をはじめとして国際的にも認められた基準に基づいた内容です。

具体的には、提出した計画書に従って実施されているかを監督することや被験者が自由意思で参加していることを確認するための委員会の設置が義務付けられています。一方、治験を希望する被験者に対しては、それほど厳密な決まりは設けられていません。しかし、だからといって誰でも受けられるというわけではなく、希望者が多い場合には事前に審査が実施されてセレクトされることになります。

治験の内容はその時々で異なるので、求められるスペックも当然その時々で違ってくることになります。このために、健康であれば常に受けられるというわけにはいかないので、応募する際には求められる条件を明確に把握しておかなければなりません。

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